リン酸処理とは錆びさせなくする処理

リン酸処理と聞いても、あまり馴染みがなく、ピンとこないかもしれません。これは金属が錆びないようにする処理で、あらゆる金属に対して行われています。そうです、よく考えたら金属は空気に反応して錆びていくものなのです。DIYなどで金属を切ったりして、置いておいたら錆びてしまったという経験のある人もいるのではないでしょうか。普通、何もしなければ金属は錆びてしまいます。しかし日常生活に溢れる金属が、続々と錆びて行くということはありません。何らかの加工をしているんだろうな、と想像が付くと思いますが、それがリン酸処理なのです。金属を含む製品の製造メーカーでは当たり前のように行われており、その利用には非常に長い歴史があります。

消泡剤はリン酸処理とセットで使われる

そしてリン酸処理に欠かせないものが消泡剤です。消泡剤とは名前の通り、泡を消すための素材です。金属をリン酸処理して錆びないようにしますが、リン酸で加工すると泡が発生して、ざらざらになってしまいます。そこでその泡を消すために消泡剤を用います。これにより、表面が汚く仕上がることもなく、錆びない加工が完成するのです。金属のリン酸処理と消泡剤のセット利用はたくさんのメーカーで使われています。業界内ではあって当たり前のものですが、関わりのない人からしてみると全く知らない素材と言えるのではないでしょうか。そういったものが実は日々大量に使用されており、完成した物が家の中に溢れていることを考えると、世界の深さを少しだけ感じることができるのです。

消泡剤は泡を消す素材です。金属を錆びないようにするリン酸処理に使われる素材で、リン酸処理によって出る泡を消してザラザラにならないようにします。